フローリング貼り工事についてです。
工事箇所は8帖の和室で、畳からフローリングへの張替えです。
床上げも含めて工事を行っていきまが、間取りは真間ではなく本間の和室なので通常より材料が多く必要です。
真間 | 3尺 | =909 | ≒910㎜ |
---|---|---|---|
本間 | 3尺1寸5分 | =954.45 | ≒955㎜ |
メーターモジュール | 3尺3寸 | =999.9 | ≒1000㎜ |
※1尺=303㎜
モジュールの長さにより1畳の大きさが変わり、部屋の大きさが変わってきます。
真間での8畳は13.2496㎡。本間での8畳は14.516㎡と、約1.2㎡も広くなってしまいます。
フローリングの材料は1ケース2畳(1坪)分ですが、これは真間での広さなので材料としては5ケース必要となります。このような面積の差が出るので、同じ坪数でも注意が必要になるのです。
材料は本間で8畳分揃えましが、問題はそれだけではありません。
和室の場合、畳の厚みがありますので、床の下地を底上げする必要があります。
今回も下地を組んだのですが、部屋の四方でかなりのレベル差が見られました。このレベルを調整しないと畳寄せ(和室の巾木のようなもの)の高さが変わってきてしまい、見た目が悪くなってしまいます。
ですので、下地のレベルを出来るだけ均一に調整していきます。
下地も組み終わり、次はいよいよフロアの納めです。
ここで注意すべきは貼り出しのライン出しです。一列目のフロアの面をきちんと出しておかないと目地が傾いてしまうのとともに下地の位置のずれにもつながります。ですので、貼り出しには十分注意して納めて行きます。
貼り納めも隙が出ないように注意して納めて完成です。