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オール電化工事について「給湯器の交換」

オール電化って良く聞くけど何をするの?」と、良く聞かれます。

オール電化とは

通常ガスを使う箇所であるキッチン・お風呂(給湯システム)を電気で賄える様にする工事です。
電気でお湯を沸かし・お料理はIHコンロで行います。そうすることにより、ガスの基本料料金が掛からなくなります。

給湯器の交換

給湯器を交換します。

給湯器の交換

こちらのお宅はボイラーでお湯を沸かしていたのでそれを撤去します。
中にはまだ灯油が入っていましたので、ポリ缶に詰め替えています。

給湯器の交換

そして、本体を設置していきます。写真で見て分かるように大きいです。

給湯器の交換

設置の際は梱包に使用しているダンボールが原寸大のアンカー図面になっていて、それに合わせて固定アンカーを付けていきます。

給湯器の交換

ここで問題発生。というより現調の時点で分かっていたのですが…
オール電化で使用する給湯器は通常のものより大きく、土間(地面に作ってある給湯器などを置く台)を大きくしなければ入らなかったのです。

給湯器の交換

最後に電源・リモコン用配線・給排水・追い炊き配管を接続して完成です。

今回は既存で給湯器があった場所に設置できたので接続には大きな手間は取りませんでしたが、別の場所に設置する事になった場合は配管等の延長が必要となってくることがあります。

キッチン取替えと、浴室のタイル目地クリーニング

キッチンの取替えなどの内装工事を行うと、細かい工事が多く発生することがあります。
内装工事をすると細かい部分を目にするようになり、結果的に直したい部分が増えるということが原因のようです。

今回もキッチンの取替え後、浴室のタイルの目地を綺麗にするという工事を行いました。

キッチンの取替え工事

まずは、キッチンの取替え工事です。
キッチン本体は、お客様がニトリより購入をされ、メーカーでの取り付けは費用が高かった為、弊社に取り付け工事だけを依頼されたものです。まずはキッチンをはずしていきます。

キッチンの取替え工事

配管を切断した後、新規のキッチンの取り付けを行います。

キッチン入れ替えの際に壁面との間に隙間が空くことは良くあります。
今回の場合、既存のキッチンの幅が2500なのに対し、キッチンは2530だったので一つ小さい2400を使用する事になりました。よって取り付けた際は100程の隙間が出来る事になります。

キッチンの取替え工事

また、上部天袋、フードカバーは2400キッチリ納まるはずだったのですが、躯体の歪によりフードカバーの一部を加工する事で納める事になりました。

キッチンの取替え工事

通常は先に隙間分を作り付けた方が早いのですが今回は躯体の歪が激しかった為、納まり優先でキッチン取り付け後に作成する事となりました。今回はコンロ側でしたので仕上げにはキッチンパネルを使用しています。

浴室のタイル目地クリーニング

既存のタイルは目地にカビが生え黒くなっていました。

浴室のタイル目地クリーニング

事前準備としてカビ取り剤などを使い、出来るだけカビを取っておきます。また、亀裂や欠けが生じている部分はドライバーなどで取り除いておきます。

浴室のタイル目地クリーニング

施工前は水打ちし、パテで補正していきます。

浴室のタイル目地クリーニング

今回使用したのは、セラミック配合の目地用パテで、カビも生えにくく硬化まで4~6時間と速乾性なのものです。パテを練る時は若干硬めに練ってから調整しました。

畳からフローリングへの張替え工事

フローリング貼り工事についてです。

工事箇所は8帖の和室で、畳からフローリングへの張替えです。
床上げも含めて工事を行っていきまが、間取りは真間ではなく本間の和室なので通常より材料が多く必要です。

真間3尺=909≒910㎜
本間3尺1寸5分=954.45≒955㎜
メーターモジュール3尺3寸=999.9≒1000㎜

※1尺=303㎜

モジュールの長さにより1畳の大きさが変わり、部屋の大きさが変わってきます。
真間での8畳は13.2496㎡。本間での8畳は14.516㎡と、約1.2㎡も広くなってしまいます。

フローリングの材料は1ケース2畳(1坪)分ですが、これは真間での広さなので材料としては5ケース必要となります。このような面積の差が出るので、同じ坪数でも注意が必要になるのです。

フローリング貼り工事

材料は本間で8畳分揃えましが、問題はそれだけではありません。

和室の場合、畳の厚みがありますので、床の下地を底上げする必要があります。
今回も下地を組んだのですが、部屋の四方でかなりのレベル差が見られました。このレベルを調整しないと畳寄せ(和室の巾木のようなもの)の高さが変わってきてしまい、見た目が悪くなってしまいます。
ですので、下地のレベルを出来るだけ均一に調整していきます。

フローリング貼り工事

下地も組み終わり、次はいよいよフロアの納めです。

ここで注意すべきは貼り出しのライン出しです。一列目のフロアの面をきちんと出しておかないと目地が傾いてしまうのとともに下地の位置のずれにもつながります。ですので、貼り出しには十分注意して納めて行きます。

フローリング貼り工事

貼り納めも隙が出ないように注意して納めて完成です。

トイレ交換と、トータルクリーニング

LIXILのアステオ

今回取り付けたトイレは、先進機能とコンパクトでスタイリッシュなデザインのLIXILのアステオ
なんと電動で便座が上がり、お掃除が楽々という優れものです。ついでにクッションフロアも張替えました。

トータルクリーニングとは

中古物件などのクロスや床の張替え工事ではなく、既存の床やキッチン・バスルームを綺麗にする工事のことを言います。

トイレ交換と、ハウスクリーニング

まず、キッチンを扱って行きます。

キッチンのタイルは油汚れなどで、とても汚れ易い場所になっていますので、タイル面を湿らせティッシュを貼って行きます。そこに専用の洗剤を拭きかけて5分程放置します。この時点で大部分の汚れは取れますが、くすみ等取れない汚れはペーパー・クレンザー等を使って研磨して行きます。ペーパーは、荒いものでやると傷が付くので、細かい物で取って行きます。

トイレ交換と、ハウスクリーニング

次にキッチンの天板です。

今回は鏡面ではなくエンボス加工がしてあるのでペーパーの研磨では磨き上げられません、ですのでクレンザーと柔らかい布で根気良く磨いて行きます。(腕がパンパンになるまで磨きます)

トイレ交換と、ハウスクリーニング

他のパネルの部分も汚れを浮かして取っていくと綺麗になります。
これでキッチンは完成です。

トイレ交換と、ハウスクリーニング

次に浴室を綺麗にして行きます。

作業前に浴室全体に専用の薬剤を吹き掛けておき、すぐに取れる汚れは取っておきます。
そこから磨いていくわけですが、傷をつけてしまうと傷に汚れが溜まり易くなってしまうので、傷をつけないように注意しながら磨きます。

今回も粗い目ではなく細かい目で根気良く取っていく必要があるので、気合を入れて磨くことになります。

6トイレ交換と、ハウスクリーニング

最後に浴室を乾燥させ、カビ取りをした後のシール部分に防カビのシール材を打って完成です。

トイレ交換と、ハウスクリーニング

最後にフローリングを綺麗にして行きます。

数ある傷や凹みは全て補修する事は出来ないので、出来る限りの傷・コゲ等を補修して行きます。

トイレ交換と、ハウスクリーニング

全て補修してからフローリングにワックスを塗って完成です。

屋根葺替え、雨漏り工事

数回の増築を行い、屋根が変則的な造りになった結果、雨漏りが発生した物件です。

葺替え

葺替え箇所はセメント瓦陶器瓦の二種類が使用されていました。
今回は下地補修からの陶器瓦葺きを行います。ちなみに屋根の作りは3寸勾配の為、水終いを考慮し、低勾配用の瓦を使用します。

瓦を撤去

既存の瓦を撤去します。
この時点で野地板が大分たわんでいるので、踏み抜かないように注意しながら撤去して行きます。

コンパネ貼り

垂木の位置に気を付けながらコンパネを貼っていきます。
野地板の劣化が激しい為、気を付けて貼らなければいけません。

ルーフィング貼り

次にルーフィングを貼って行きます。
既存のルーフィングは腐敗して、ほぼなくなってしまっていました。今回使用するゴムアスファルト製のものは耐久性・耐候性が高く、浸水を防いでくれます。
貼る順番(下から貼ります)と重なりを注意しながら貼って行きます。

屋根葺替え

瓦固定用の桟木と、高さ・淵の上がりを調整する為の胴縁を取り付けて行きます。
この工程で瓦を葺いた後の瓦の並びや割付が変わってくるので慎重に取り付けます。

谷部分の淵にも桟木を打ちますが、これで谷の直線の位置が決まるので位置を慎重に決めます。
ちなみに、今回は葺き替えであり下地の状態も良くないので、きちんとラインが取れない箇所が出てきます。ですので、施工後の見え方をイメージしながら微調整していきます。

瓦を屋根の上に移動

瓦を屋根の上に移動しました。
一箇所に間まとめると荷重で屋根を付き抜けてしまうので、均等にバラけさせます。

瓦の違い

右が普通の瓦で、左側が低勾配用です。
水の煽りが多くなっているのと、周りの淵が高くなっているのが分かると思います。

谷板金

まず、谷板金から取り付けて行きます。
今回使用したのはステンレス製の谷板金で、耐腐食・耐久性がある素材です。
色は銀・銅・黒がありますが、全体的なバランスを考え、高級感のある銅色を使用しました。

谷がある屋根は、そこから水漏れする事が少なくないので、重なり・曲げを注意しながら取り付けて行きます。最近では瓦が被さる部分にスポンジ(ケミカルシーラー)を取り付けます。これでより水の浸入を防ぎ易くするのですが、このスポンジは半分から上と下の材質が違い、より瓦にフィットし易くなった優れものです。

壁内、唐草、ケラバ、谷際

壁内、唐草、ケラバ、谷際を取り付けて行きます。
壁内は捨て谷を入れて水漏れしにくくしておきます。唐草は7釘と言う釘で固定し、すれない様にしておきます。ケラバは割り付けを考え外側への出を調整します。谷際は通りを考えて一枚一枚カットしていきます。細かい物はステン線で固定しながら葺いて行きます。

地瓦

次に地瓦を葺いて行きます。
割付の時点で墨は打っているのでその墨と、瓦をはめた時のずれがないか確認しながら葺いて行きます。
ちなみに地瓦部分は2枚に1枚は釘止め、配置は千鳥位置で止めて行きます。

壁内

次に壁内を仕上げて行きます。
南蛮を詰めてノシ瓦を入れ込んで行きます。葺き替えで水切りを残す場合、南蛮を押さえ込むように入れる事が難しいので奥に押し込みながら入れて行きます。また、ノシ瓦のつらを合わせた時点で近くの瓦を踏まないようにします。ズレたり歪んだりという事が起きない様に出来るだけ動かさないようにします。

壁内板金

ちなみに今回5箇所ある壁内の中で一箇所だけ割りの厳しい場所がありましたので、その箇所には板金を追加使用しています。

棟

次にを積んで行きます。
今回は3段積みです。ただし、葺き替えの場合、野地板は少なからずたわんでいます。なので1段目を積んだ時点で水平を保ち、その状態で固めて棟を積んで行きます。棟は浸水防止の要であり、見た目上も大きな割合を占めていますので、慎重に積んで行きます。

完成

棟を積み上げ、冠瓦棟尻を取り付けたら完成です。

樋の交換

屋根の葺き替えの場合、軒先の樋が、新しい瓦に流れてきた雨水を上手く受けられない事があります。
そのため、樋の交換を行うことがあります。

トタン部分

また、増築をされている箇所が何箇所かあり、その屋根であるトタン部分も塗膜の劣化が激しかった為、塗装を行いました。

今回は工期もありましたので、お客様に了承を得た上でサービス工事として行いました。

照明器具・ブラインドの交換工事

照明器具の交換とブラインドの交換を行いました。

テナント様の意向で、工事時間は18:00~22:00の間で、もし終わらなかった場合は後日に再度行うと言う内容でした。ということで、人数を入れて短時間で終わるように段取りをしました。

ブラインド

ブラインドは年数が経つと羽が湾曲したり、サポートのバーが折れたりと使用に問題が出てきます。
施工自体は簡単ですし(取り付け場所にもよりますが)値段もそんなに高くないので、ある程度の年数を超えたら交換したほうが気持ちはいいですね。

照明器具

照明器具は、全ベースライト30台の内の28台を交換しました。

交換完了

交換完了です。全体的に明るくなったのは分かると思いますが、実は施工前は蛍光灯がチカチカする症状が28台全部に出ていました。

照明器具には安定器という機械が付いているのですが、その機械は年数が経つと消耗してしまいます。
ですので、電球が新品でも電気の付きがおかしい場合は安定器が原因の場合が多いようです。

修理より交換の方が安い場合が多いのでもしそのような症状が出ている場合はご検討ください。

イタチでお困りの方へ「イタチ対策」

天井から何かが走る音がするという相談がありました。

犯人は「イタチ」です。

最近では、イタチが天井裏に住みついたりすることが多くなり、グラスウールの断熱材をほぐして巣を作ったりするケースが増えているようです。

イタチでお困りの方へ「イタチ対策」

そこで、中に「イタチ」が入らないようにする為の対策を行いました。

薬物対策

薬物対策

動物が嫌がる臭いを付ける事で入ってこないようにします。
使用したのはトウガラシ液、樹木液、タブレット、煙式防虫剤です。

物理対策

物理対策

イタチ、ネズミは2センチ程の穴があれば入ってしますので、出来るだけ穴を塞ぎます。

イタチでお困りの方へ「イタチ対策」

人間の手の届かない穴から侵入する事もあるので、100%の対策とは言えませんが、
これらの対策によってイタチは入ってこなくなったようです。

マンションの廊下の長尺シート貼り工事

まずは新しいシートを貼る為、既存のシートを剥、溝にウレタン防水を施します。

マンションの廊下の長尺シート貼り工事

その後、シートを仮敷きします。
この時点で仕上がりの柄が決まりますのできちんと敷いていきます。

マンションの廊下の長尺シート貼り工事

次に貼り込んで行きます。
ここで後から浮いたり剥がれたりしないように、よく転圧を掛けて置きます。

マンションの廊下の長尺シート貼り工事

最後に、小口、ジョイント部に溶接棒、シールを打って完成です。

冊子の下地調整工事

冊子の下地?」と思われるかもしれません。

冊子の下地調整工事

ですが、経年劣化や地震・地盤の影響による構造体の歪により冊子も歪んでしまいます。

冊子の下地調整工事

そのため、窓の開閉に影響が出てしまうので、その調整を行うことがあります。

換気扇の取替え工事

換気扇の調子が良くないと言われていたお客様のお宅の換気扇を取り替えました。

換気扇の取替え工事

換気扇の取替えはフードの部分の寸法を注意する必要がありますが、内部の構造は基本的に同じなので考え方は簡単です。

換気扇の取替え工事

浴室の換気扇に関しては今は小型で安価な換気扇がありますので、既に開口が空いているような場合は取替えだけで済みます。

換気扇の取替え工事

換気は内装の仕上げを持たせる上でも大事ですので、換気扇の性能はとても大事です。